茨城県牛久市の美容室 atelier lit とみぃのブログ

一人一人を大切に施術する【マンツーマンサロン】の良いところ

最近髭を剃ったら「顔色悪い」と言われます。

どうもとみぃです。



もう4年近くマンツーマン施術をしているのですが、この間前の店の後輩がお店に顔を出して来て聞いた一言。

「とみぃさんここで仕事してて楽しい??」

これは悪い意味で聞いたわけではなく、その後輩自体1人で働いたことがないので、それで出た言葉だと思うんですが…

いや、普通に楽しいけども??

でもこれはもう感覚の問題というか、価値観の問題というか、そんなところなんですよね。

マンツーマンサロンの楽しいところ



わたくしみたいに1人で全ての仕事をしているサロンや個人事業主の醍醐味といえば、「お客様との距離・親密度が全然違う」ところ。

大型のサロンで仕事してたころ、同時刻で5人掛け持って仕事する事もちらほらあり、わたくしは基本「カットと仕上げをする人」でした。

もちろんカットや仕上げに関しても極限まで無駄を省き、最短で最高の仕上がりができるようにトレーニングして来てるので、早い時だと30分かかりません。

そうなってくるとコミュニケーションの取り方も変わって来ますし、携わる時間も極端に短いのでわたくし自身を知ってもらうまでに数回ご来店いただく必要がありました。

でもマンツーマンサロンだとそんなことはありません。てかできません。

最大でも同時刻2人まで、それもメニューによります。
待たせてしまうくらいなら重ねて取りません。


そうすると必然的に1人ずつ仕上げていくことになります。
カラーカットで1時間半。パーマもかければ2時間半。
つきっきりになります。

コミュニケーションの濃度ももちろん高くなります。分かり合えるんですよね。一回で。

もちろんスタッフがいてワイワイする楽しさもわかります。どっちが悪いとかはないんです。

ただ、美容師としての責務はマンツーマンの方が達成感がある。だから楽しいんです、


美容師の仕事ってこれだよねって実感できる




お客様と一対一でしっかりとした仕事をしてあげられる。
こんなに美容師冥利につきることもないんですが

わたくしがそう思うだけであって、お客様も他の美容師さんもみんなそう思ってるかといえばそれは違います。

わたくしのようにマンツーマンで一人一人大切に施術してあげたいと思う美容師もいれば、たくさんのお客様にたくさんの喜んでもらいたいと考える美容師もいる。

指名してるんだから全部やってもらいたいと思うお客様もいれば、たくさんの美容師さんと関わりたいと思うお客様もいる。


これは価値観なので、どれがダメとか良いとかありませんが、

それが合ってないところだと、いかに技術が良くても安くても地獄でしかありません。

大型店もマンツーマンサロンもメリットもありデメリットもあります。

よく吟味する必要があるかもですね。

この記事を書いた人

フリーランススタイリストとみぃ
美容師歴21年。
ヘアカラーを得意とし、ハイライトや3Dバレイヤージュなどを駆使したデザインカラーを提案。様々なヘアカラーニーズに対応できる技術を研究・提供している。

ファッション・メイクとマッチしたヘアスタイルの撮影や、美容メーカーのメディアへの寄稿、地域のビジュアル活動など、サロンワークのみならず多方面で精力的に活動している。
【主な活動・資格】
ビューティーエクスペリエンス「THROWジャーナル」ライター
ヘアケアマイスタープライマリー・ミドル取得