茨城県牛久市の美容室 atelier lit とみぃのブログ

スタジオばかりが撮影場所とは限らないですよ?

  
   

最近、こうやって写真を定期的に撮ってこのブログや各種SNSに載せているのですが、

それを見てくれている人たち(特に近隣の美容師さんやウチの会社の社員)に

「これ、どこでどうやって撮ってるんですか?」



と、聞かれることも多くなってきたのでお見せしようと思います。
あ、結構マニアックな感じかも知れないので興味ない方は読まないでもいいですよ(爆)
    

先ずはこういう白バック(後ろが真っ白)の場合。

  
  

売り場から駐車場に行く途中にある廊下です。
    

広ーく白塗りだし、天井も低いので、ストロボのバウンスを使ってもいい具合に撮れます。

唯一欠点はLED電球。

  
  

このLED電球、電球色なので少し「赤い」んですよね。夜遅くなると真っ暗になるのでストロボ一灯撮りでバッチリなんですが、早い時間だと写真に「変なオレンジ色」が入り込んで綺麗にいかないのです。

なので、カメラの設定であらかじめ青紫寄りに写るようにして撮ってます。 
ただ、結構感度上げて撮ることが多いのでメイクが飛び気味になるんですよ。そこはもうちょっと工夫します。

IMG_3267.JPG

続いて、このレンガ風の壁バック。
    

これは完全に店の入り口の横で撮ってますね。
ここも上は電球色のLEDなんですが、早めに消えるので問題ないです。
店の入り口の電気を点けておくとちょうどいいライティングになります。

  
  

ちなみにお店のセット面横のこのあたりに座り込んで撮って
img_4442.jpeg

こういう風に撮ることもあります。

  
  

そして最近見つけた撮影場所。余計な光も入らずアンブレラで撮るとシャキッと撮れます。

  
  

テナントが空いていて、今は休憩所みたいになっている場所。

  
  それのここね。

多分バックルームに使ってたスペースだと思うのですが

  
  

物を退かして撮れば余計な光は入ってこないし、壁も白いので撮りやすいです。

  
  

しかも電気は常に消えたまま。すこーし早めに撮り始めても同じクオリティの写真が撮れます。

・・・というようにわたくしは「お店の近辺、ないしお店内」で撮っております。

結局、写真を撮るときに最大限気をつけなくてはいけないのは「光のコントロール」なので
それが自分の撮りたい作品のテイストに合うように自分で工夫するしかないですね。
もちろん、自然光(外の光)が入って来るようなお店であればそれに敵うものはないんですけどね(ちなみに駅ビルのテナントなのでほとんど窓がない)
ともあれ、何事も工夫です。そして何度も撮って修正する。これに限ります。

機会があればカメラの設定やライティングも近々書きます…。これから撮影始めようかなと思ってる方は是非参考までに。

この記事を書いた人

フリーランススタイリストとみぃ
美容師歴21年。
ヘアカラーを得意とし、ハイライトや3Dバレイヤージュなどを駆使したデザインカラーを提案。様々なヘアカラーニーズに対応できる技術を研究・提供している。

ファッション・メイクとマッチしたヘアスタイルの撮影や、美容メーカーのメディアへの寄稿、地域のビジュアル活動など、サロンワークのみならず多方面で精力的に活動している。
【主な活動・資格】
ビューティーエクスペリエンス「THROWジャーナル」ライター
ヘアケアマイスタープライマリー・ミドル取得