さてさて、僕も前のお店から推しているヘアカラー剤「アプリエ」
11〜15レベルの明るいヘアカラーをブリーチなしで一発で染め上げる魔法の薬認定の(僕の中で)ヘアカラー剤です。
そのカラー剤から…
5〜9明度の「ミドルライン」が発売になると。
今までのアプリエは11〜15レベルなので明るく染める方用みたいな感じでしたが
5〜9レベルの中明度なら、透明感のある「濃い」ヘアカラーが可能になるんです。
従来のヘアカラーとどう違うのか?
5〜9レベルのヘアカラーといえば、ヘアカラー施術のなかでは一番需要がある明るさであり
お店でも7割近くの方々がこの明るさに当てはまるヘアカラーをするほど。
じゃあ既存のヘアカラーもその明るさのヘアカラーが多いのでは?
その通りです。1番需要があるので、グレイカラー(白髪染め)もファッションカラーもこの明るさのカラー剤は絶対にあります。
じゃあべつにアプリエでなくてもよくない??ってなるんですけど、そうじゃないんですよね。
サロンワークをしてると、「何も染めてない黒髪からヘアカラーをする」という場面は本当に少なくて
このヘアカラー全盛の時代、染めてない人を探す方が難しいんです。ほんと。
なので、根元が伸びて黒くなってる部分もあれば、毛先は茶色かったり赤かったり黄色かったり… その方によってまちまちです。
素材のコンディションがまちまちの中、狙ったとおりの色を出そうとすると、当然塗り分けが必要になるんですが
根元はメラニン色素びっしり。
毛先はメラニン色素スカスカ。
これを同じに染め上げるのはなかなか難しく、色持ちもあまりよくありません。
アプリエはそのメラニン色素をしっかり分解して、びっしりあるところとスカスカの部分を繋がりやすくするように出来ています。
黒髪から9レベルにするのとはわけが違う
どのヘアカラーもそうですけど、黒髪から9レベルに明るくしていくと、やっぱり赤みやオレンジ味が出ちゃうんです。
ブルーやアッシュを使って明るくしても、もともと持ってるメラニン色素の赤やオレンジを抑え込めず、茶色が出たりしてしまうんですよね。
なのでブルージュやグレージュというヘアカラーは、明るいところからトーンダウンするのが1番綺麗に染まるんです。
一度明るくしてメラニン色素も少なくなっていて、明るいアッシュやブルーで抑え込めるので綺麗にブルージュやグレージュになるんですよ。
しかしアプリエはメラニン色素をしっかり分解してくれるので、「一度明るくしてからトーンダウンした色」を一発で出してくれるんです。
めちゃ優れものですね〜。
現行のアプリエにもあるブルーアッシュとラベンダーアッシュに加え、
グレー?ブラック?のような色味のモノクローム
ナチュラルブラウンも含めた4色ですね。
サンプルとしてモノクロームとブルーアッシュがあるので、もし試してみたい方はぜひ。
より幅の広がりそうなアプリエ。引き続きレシピ公開しますのでお楽しみに。