どうも。茨城県牛久市でカラーを染めまくってるとみぃです。
いやー。暑くなってきましたね。過去最速の梅雨明けの後は猛暑続き。
茨城は東京よりも涼しい、とか言われてますが大して違わないですw
こうなってくると髪を切りたい!とか夏だから明るくしたい!と思われる方が増えてきます。
ハイライトや
バレイヤージュなど「ブリーチで土台をデザインしてから染める」というカラーが人気です。
ブリーチ使うわけですからダメージもそれなりに覚悟してもらう感じになりますが、
昔に比べブリーチも格段に傷まなくなりました。
これからデザインカラーをしてみたいと思っている方へ「ブリーチで極力髪を傷めないための注意する点」をお教えします
ケアブリーチの有無
以前にも紹介した「ファイバープレックス」
今まで「1度の施術でできるのは二回が限界」と言われていたブリーチが複数回できるくらいダメージを軽減させられる革命的アイテム。
内容成分が日本で解禁になってから、いろんなメーカーさんから発売になっています。
どれが良いとかどうとかは置いておいて、この添加剤(ケアブリーチ)があるかないかでブリーチのダメージは激変します。
ブリーチ一回に使う量はこんなもんなんですが、これを使うか使わないかでダメージも、そのあと入れる色の発色や持ちまで変わってしまいます。
行くお店で扱っているかどうか確認するのがいいでしょう。
状態によってブリーチを使い分ける
ブリーチと一言に言ってもいくつかありまして
地毛の色素を明るくできる「ライトナー」
地毛の色素はそのままで、染めた染料(黒染めとか)のみを明るくする「ティントコントローラー」
その両方を明るくできる「ブリーチ」の主に三種類です。
通常はブリーチのみでやる場合がほとんどですが、ブリーチほどパワーいらないときもあるんです。
やりたい色に対してそんなに明るくしなくてもできる場合はブリーチじゃない方法で明るくする、っていうのも手です。
ブルージュやモノトーンカラーにしたい方にオススメなのは「ライトナーxカラー」
ライトナーで地毛を明るくしてから濃いアッシュやグレーで染める手法です。
ブリーチほどダメージせず、ライトナーで赤みも薄くなってるので綺麗な色に染まりますよ。
そしてブリーチも配合次第では驚くほど低ダメージでコントロールできます。
これに関しては美容師さんの腕次第になってきますが、きちんとしたダメージの見極め・ダメージ部や仕上がりの色を想定したブリーーチの塗り分け&保護がかなり重要になってきます。
時間はかかりますが本当に傷ませずにしかも「継続できる」ブリーチが可能になります。
アフターケアを万全にできる下準備
ブリーチをすると、洗っても髪の毛の中に過酸化水素とアルカリの残留物、そして過硫酸塩が残ってしまうんです。
それが残っていると、その次に入れるカラーが染まらなかったりムラになったりします。
シャンプー時、それらを適切に除去すれば、アフターケアもしやすくダメージも出にくい。
個人的にはヘアカラー直後に処理をせずにシステムトリートメントするのは絶対NGです。
その髪に残った残留物もろとも髪をコーテイングしてしまうので効果激減です。
ちゃんと後処理をした後で、ダメージ度合いにあったシャンプー・トリートメントを使ったほうが髪はダメージしません。
デザイン=ダメージの時代は終わった
要はちゃんとその髪やお客様のことを考えて施術できるかどうかなんです。
デザインすると傷みますよー なんて時代は終わってきてるんです。
適切な薬剤を適切に使えばダメージを抑えられる。
全くダメージしないわけではないですが、それでもかなり違うんですホント。
ちなみにうちのお店は上記の薬剤は全て取り揃えてますふふふ。
ぜひご相談を。