茨城県牛久市の美容室 atelier lit とみぃのブログ

美容師を辞める人。引き留める人。

ヒマだと余計なもん買い食いしてデブまっしぐら!!


どうも。わたくしです。


ここんとこ手が開く時間が結構あります。お客様の周期や時期が影響してるんでしょうが、やはり美容師としてはその時間がなくなるようにしたいと思うのが常・・・。


なんて考えながらfacebookを見ていると



「美容師 やめたい」ツイートがにわかに話題になっている様です。


http://naotokimura.tokyo/archives/11563



あー。これね。


木村さんのこのブログが公開してからいろんな知り合いの美容師さんたちも自分の見解を書いているのを見ました。


どの意見もごもっともでございます。


全く異論がないくらいなので、今更わたくしがズラズラと書くことなんかないよな〜  と思って見てたんですが、


自分より下の子が入ってきた時に思ってたことは結構あるんですよ。



なぜか「辞めたい」周期がある。


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わたくしが社員の時、お店には毎年1〜2人、新人が入ってきてました。


いろんな理由で「辞めたい」といってくる新人が結構いたりしましたが


なぜか言ってくる周期がありました(笑)


1週間→一ヶ月→半年→一年→三年  みたいな感じ(笑)


最初の一週間で「自分、美容師向いてないと思うんスよ」と 根拠がほぼない言い訳的な理由で言ってくることがすごい多かったです。


いや、一週間で向いてるかわかんのか??


と吹いてしまいそうになりましたが、本人からしたら(多分)真剣なんですよね。


18〜21歳と美容師の新人さんは若いので、みんなが大学とかで遊び呆けてるのが羨ましくなっちゃうんですかね。


ともかく、本当に毎年計ったかのように同じ時期に言われてました。言われる側のわたくしたちは「そろそろだな」みたいな空気を他のスタッフたちと感じ取って対策してましたよね。



会社の意向とスタッフの意思


結構大きな会社なので、会社の意向なんかを伝える時なんかもすごく気を使ってました。


たまに(そんなことやんの・・?)みたいなことも、理解してもらえるように後輩に伝えなくてはいけません。


今となっては「会社の意向にそぐわないなら辞めてよし!!」ぐらい全然言えますが、若い時はなかなか言えずに反感かって辞めていきましたよね。



でも結局、辞めてったやつらからいろいろ学んだ


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なんで辞めちゃったんだろうか。


わたくしたちがなんかしたのだろうか。


個人の勝手なワガママなんだろうか。


人が辞めるってなるといろいろ考えたり、悩んだりしてました。


明確な答えがその都度出たかっていうと全然そうじゃないんですが、それでも年々、辞めていくスタッフが減っていったのは確かで


あの時いろいろ考えたり悩んだりしなかったらわからない事なんか山ほどあったんじゃないかと思います。いろいろ考えたからこそ、スタッフの気持ちを分かってやろうとしたり、お客様の何かを察することもできてきたのかもしれないです。


辞めたいやつは辞めればいい。


残念ながらわたくしもそう思います。イヤイヤやってるやつにお客様を触ってほしくないですし、仕事のクオリティは絶対下がります。


しかし、「引き留める」ってアクションがまったく無駄か、というとそうでもないと思ってます。


それをすることで気づかされることは多いし、仮に引き留められなくて辞めてしまっても「手を尽くした」事実は残るわけで・・・


きっと得られるものがあると思います。


と、いっても引き留めたくないくらいクズだったら別にしょうがないんですけどねwww







ちなみにわたくしが新人〜アシスタントの時は本当にダメ野郎でした。


「先輩の客なんてどーでもいいですから!!」と先輩に暴言を吐き、店を異動させられるくらいの(笑)


今思うとそんなクズ人間を引き留めてくれた先輩方に感謝しないといけないですね・・・。


センパーイ!!わたくし元気に美容師やってますよー!!ありがとうございます!!

この記事を書いた人

フリーランススタイリストとみぃ
美容師歴21年。
ヘアカラーを得意とし、ハイライトや3Dバレイヤージュなどを駆使したデザインカラーを提案。様々なヘアカラーニーズに対応できる技術を研究・提供している。

ファッション・メイクとマッチしたヘアスタイルの撮影や、美容メーカーのメディアへの寄稿、地域のビジュアル活動など、サロンワークのみならず多方面で精力的に活動している。
【主な活動・資格】
ビューティーエクスペリエンス「THROWジャーナル」ライター
ヘアケアマイスタープライマリー・ミドル取得