茨城県牛久市の美容室 atelier lit とみぃのブログ

若手も上司もほんの少しの【勇気】を持つこと。

ウチのお店は隣に同じ系列店があって、バックルームは繋がってるのですが

隣は正社員。わたくしたちはフリーの立場なので隣のスタッフに関して何かをしてあげたりはできないんですよね。

なんですが最近、1、2年目の子達が色々と先輩と話してるのを見てて思うことがあります。これはわたくしの持論ですか…

周りを気にし過ぎてたら何も出来ない。


会社に勤めてるとその会社の【色】ってのがあり、その会社が長年培ってきた伝統みたいなのもあったりするんです。
集客の仕方、暇な時間の過ごし方、先輩とのコミュニケーション… 挙げたらキリがないです。

これもどれも大所帯の会社においては(統率力)を考えての方法だとわたくしは思ってるので、それ自体に文句もないし、ある程度必要だとも思えます。

でも、それを気にしすぎて新しい情報も何もかも「立場があるから」とか「周りに何を言われるかわからないから」とかで知らない・やらないっていうのはどうなのかとわたくしは思います。

若手のスタッフは上のスタッフに提案をすることは、たとえお店や会社のためだとは言え難しい事です。

そして上のスタッフもそんな若手のスタッフのミスやクレームをフォローしながら仕事のできる美容師に育てる義務があります。

どちらにも立場があって、ルールがある。


でも行き過ぎるとその立場やルールって、働くスタッフやお店・会社のためにならず、足枷になってるんじゃないかと思うんです。

お互い(お互いって分けるのも変な話ですが…)がすこし考えを変える必要があると思うんですよね。

怖いかもしれないけど、若手は若手なりの考えをしっかり上司に提案する。

上司はある程度のフォローだけを約束してとりあえず「やらせてみる」

これだけでもしかしたらものすごい円滑に仕事ができるかも知れないです。

まぁとんでもない提案してきたらそれはダメですけどねww

でも今の世の中その「とんでもないこと」やらないと興味を引かないかも知れません。

どちらもすこしの「勇気」を持つこと。

もしかしたらそれがサロンの行く先を劇的に変える方法なのかもしれないですね。

この記事を書いた人

フリーランススタイリストとみぃ
美容師歴21年。
ヘアカラーを得意とし、ハイライトや3Dバレイヤージュなどを駆使したデザインカラーを提案。様々なヘアカラーニーズに対応できる技術を研究・提供している。

ファッション・メイクとマッチしたヘアスタイルの撮影や、美容メーカーのメディアへの寄稿、地域のビジュアル活動など、サロンワークのみならず多方面で精力的に活動している。
【主な活動・資格】
ビューティーエクスペリエンス「THROWジャーナル」ライター
ヘアケアマイスタープライマリー・ミドル取得