茨城県牛久市の美容室 atelier lit とみぃのブログ

お客様と同じくらい「スタッフ」は大事な存在だなと。

ここ最近いろいろな美容師さんたちと交流が持てるようになって、たくさんのブログやFacebookの記事なんかを見せてもらい、すごい勉強になるなぁと思うのですが、


中でもどの美容師さん達がブログやFacebookの記事として書くのが


店のスタッフのこと。


朝・夜練に付き合いましたとか、テストに合格しましたとか、いじったり持ち上げたりする記事もあります。


これ、すごい意味があることですよね。ほんと。


今はフリーの身なので1人で仕事をしてるんですが、お店にいる他のスタッフの仕事は干渉しないし、どんなスタンスでもそれは個人の自由、っていう環境です。


それこそ、社員であり先輩であった時は、他の後輩スタッフの模範でなくてはいけないし、後輩に我慢させてることを自分が勝手にやるとかは立場上できないですし


いい意味でも悪い意味でも仕事の考え方が決まっていた気がしています。


いまは何に関しても自由なので、誰かに白い目で見られる事もなく仕事のペースも自分次第なので、


方向を迷って、ズレが生じているような気がしてきてます。


わたくし自身、そんなに能力の高い美容師ではないので、後輩スタッフにすごく助けられていました。


もちろん、アシスタントとしてもなんですが、


彼女、彼らが担当者のわたくしを立ててくれていたことが、何よりわたくしを助けてくれていました。


今思うとアシスタントの子達がお客様を繋ぎ止めてくれていたのではないかと思います。


フリーの美容師になって、1人で働くようになって、改めてそのありがたさが分かりました。


本当であればそれは自分自身がしっかりできなくてはいけないことなのですが、仕事をし続けて、いろいろかみ合わなくなって、今更気づきました。


アシスタントの子達がお店にいる、というのはものすごい幸せな事なんだなと今だからこそ感じます。


ある美容師の方が、「フリーの美容師は美容師の墓場」といっていました。


まさにそうだと思います。


先の目標があるのなら、経験のためにやるのもアリかも知れませんが、


1人で楽そうだから、時間が自由だから


そのためにやるのはお勧めしません。


お客様と同じぐらい、「お店のスタッフ」っていうのは大事なんだと身に染みて感じてます。


もしかしたらみなさんのお店に、すごいわがままな後輩やふざけた先輩がいるかも知れないですが、


居なくなると「みんなに助けられてたんだな」というのがわかります。


これは美容師だけでなく、他の業種でも言えるかも知れないですね。


みなさんはひとりぼっちで仕事する  という経験をしないで済む事を願いたいと思います…。

この記事を書いた人

フリーランススタイリストとみぃ
美容師歴21年。
ヘアカラーを得意とし、ハイライトや3Dバレイヤージュなどを駆使したデザインカラーを提案。様々なヘアカラーニーズに対応できる技術を研究・提供している。

ファッション・メイクとマッチしたヘアスタイルの撮影や、美容メーカーのメディアへの寄稿、地域のビジュアル活動など、サロンワークのみならず多方面で精力的に活動している。
【主な活動・資格】
ビューティーエクスペリエンス「THROWジャーナル」ライター
ヘアケアマイスタープライマリー・ミドル取得