茨城県牛久市の美容室 atelier lit とみぃのブログ

パーマもカラーもしても傷ませない!髪を健やかに保つ3つの方法!!

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市販品でもサロン専売品でも、「トリートメント」というと種類は無数にあり、お客様からも「どのトリートメントが一番いいんですか??」なんてよく聞かれます。


髪の毛は十人十色ですので、これが一番効く!!なんていうのはいろんな意味で断言できませんが、


そもそも、トリートメントは何のためにあるのか??



髪の毛は減点法で傷んでいく


髪の毛というのは死滅細胞なんです。なので身体の一部ではあるんですが生きてません。


だって切っても血出ないしね(笑)


血が通ってないので、もちろん自力で修復する力はありません。肌は荒れたり切れたりしても、皮膚の下に血管が走っていて生きているので、自力で修復できますが。


なので髪の毛は傷んだら痛みっぱなしなんです。さらに痛みっぱなしにしておくとどんどんダメージ部は増えていきます。


しかも、減点法で傷んでいくので傷んだらもう治ることはありません。


パーマをかけて10%傷んでしまったら、その10%のダメージはもう治りません。



トリートメントは髪の毛のダメージを治すもの??


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そうなってくると、「トリートメントすればその10%、治せるじゃん」って思うかもしれませんが


それは違うんです。トリートメントは髪を治すことはできません。


トリートメントとは、「髪がダメージしないように予防・保護するためにするもの」なんです。


なのでシャンプー後は毎回した方がいいですし、サロンでやるトリートメントは


ダメージを伴いそうなメニューをする時にやる


のがベストだとわたくしは思います。


「傷んできちゃったからトリートメントしないと」っていうのは厳密に言うと間違ってるんですね。



なるべくダメージをしないようにする。そして保護をする。


 
なので、髪の毛を健康に、しかもおしゃれに保つためには




  1. なるべくダメージを抑えられるようなパーマ・カラー・ストレートをする。

  2. 薬剤を使うようなメニューをする時はトリートメントをするようにする

  3. 定期的にメンテナンス(カット)をする


1に関してはお客様はどうしようもないので、担当するスタイリストによ〜くお願いするってこと以外はできませんが、


2は薬剤を使う、もしくは熱を使う施術はほぼ100%ダメージを伴います。傷まないパーマ・カラー・ストレートなどはないと思ってください。


そんな時に施術後にトリートメントをすることで、その後来店するまでの髪の毛の保護をしばらく手助けしてくれます。


3はそのダメージしたところを少しずつメンテナンス程度に切ることでダメージ部を切り落とし、健康な髪の毛を保つんです。


髪の毛はほとんどの場合毛先から痛みます。毛先を数センチ切るだけで全く引っかからなくなった、なんて方は多いのではないでしょくか?
この三つを心がけてやれば、ダメージで毛が絡む、切れて長さが変わってしまう、なんてほど大ダメージにはならないと思います。


季節の変わり目や気分転換など、髪型は変えたい時に変えたいものです。でもダメージがあると上手くいかないこともあるので、しっかりメンテナンスして健やかに保ちたいものですね。



    この記事を書いた人

    フリーランススタイリストとみぃ
    美容師歴21年。
    ヘアカラーを得意とし、ハイライトや3Dバレイヤージュなどを駆使したデザインカラーを提案。様々なヘアカラーニーズに対応できる技術を研究・提供している。

    ファッション・メイクとマッチしたヘアスタイルの撮影や、美容メーカーのメディアへの寄稿、地域のビジュアル活動など、サロンワークのみならず多方面で精力的に活動している。
    【主な活動・資格】
    ビューティーエクスペリエンス「THROWジャーナル」ライター
    ヘアケアマイスタープライマリー・ミドル取得