茨城県牛久市の美容室 atelier lit とみぃのブログ

カラーの色持ちを良くさせたいならやっておきたい簡単ヘアケア!!

お店を始めるにあたって色々な商材や商品を試してるんですが


それこそいろんなものが各メーカーから発売されてますよね。


この間もこのベリーピンクを使って撮影をしましたが、本当に発色もよくすごくキレイでした。

もうなんか一つに絞れませんね。

でもカラーって何より染めたてがキレイで、徐々に色落ちしていくのが残念に感じてしまう方も多いはず。

わたくしが思う「カラーを長持ちさせるコツ」をお教えしようと思います。

その1 ヘアケア製品、気を使ってますか??



まずはこれですよね。ヘアケア製品。
ご自宅でやるもので一番身近なのは「シャンプー・トリートメント」。
これをカラー用のものに変えるだけでかなり劇的に色持ちが良くなります。
市販品にもカラー用シャンプー・トリートメントがありますが、できたら美容室専売品をお勧めします。

なぜかというと、わたくしの経験からいくと、カラー用の市販品はしっとりしてて重たいものがとても多い。

専売品はサラサラ・しっとり・コシが出る などいろんな質感を出すカラー用のシャンプー・トリートメントがあるので、自分に合ったものを選んでもらうのがベスト。

濡れたままでいるのは退色の原因です



髪が濡れているとキューティクルという髪の毛の内容物質が外に出ないようにしている「蓋」のような役割のものが開いたままになります。
もちろんカラーは外から入れ込んだものなので、いつまでもキューティクルが開いてると流出が早くなります。
なので早く乾かしましょう。
最近ではかなりメジャーになったマイナスイオンドライヤー。本当に効くのか怪しまれてますが結構違いが出ますよ。
水分が飛び切ったら冷風を当てて冷ますとしっかりキューティクルが閉じて毛先までツヤツヤになり、なおかつカラーも長持ちします。

紫外線対策は髪も然り。



カラーの色抜けの要因の一つが紫外線。

よくいますよね。頭の表面の髪の色だけキンキンになってて中は暗くなってる髪。

あれは結局、紫外線にカラーの色素が分解されて細かくなっていき、
その日の夜に髪を洗った時にキューティクルの隙間からその細かくなった色素が流れ出て色が抜けるんです。
特に寒色系(アッシュ・マットなどの色)はご注意。もともと寒色系の色素はブラウンや暖色系の色素よりも薄くて小さいため、髪から抜け出てしまう事が多いです。

最近では髪の毛の日焼け止めスプレーや、UV効果のあるスタイリング剤も多いので、お出かけの際はしっかり保護していくといいと思います。

美容師側が背術の時に気をつけなくてはいけないこともたくさんあるので、一概に色抜けが早いのが日々のケアのせい、とも言えませんが

毛先のダメージ&色持ちを少しでも良くするためには日々のヘアケアは必須!!
カラーチェンジする時期でもあるので、気をつけていきたいものですよね。

この記事を書いた人

フリーランススタイリストとみぃ
美容師歴21年。
ヘアカラーを得意とし、ハイライトや3Dバレイヤージュなどを駆使したデザインカラーを提案。様々なヘアカラーニーズに対応できる技術を研究・提供している。

ファッション・メイクとマッチしたヘアスタイルの撮影や、美容メーカーのメディアへの寄稿、地域のビジュアル活動など、サロンワークのみならず多方面で精力的に活動している。
【主な活動・資格】
ビューティーエクスペリエンス「THROWジャーナル」ライター
ヘアケアマイスタープライマリー・ミドル取得