茨城県牛久市の美容室 atelier lit とみぃのブログ

美容師の幅を広げるための「表現」

どうも。とみぃでございます。

昨日は火曜日。久々に何もない休みだったわけなんですが


何もしないわけないんですよね〜。なんだかんだ言って。


まぁ写真の編集なんぞやをやってました。


この間練習モデルしてくれた子を撮影したものなんですが
最近通ってるワークショップでやったことを自分なりに実践してみました。


5月から10月まで通う予定のワークショップ。
実は僕が写真を撮り続けるキッカケになった方に直接指導いただけているんです。

美容師が撮る写真は「売るスタイル」





僕は比較的写真を撮り始めたのは早くて、多分美容師さんたちが自分でスタイル撮影なんかをするようになるちょい前から撮り始めてたと思います。

でもその頃は撮影といってもヘアカタログのような「売りに出すスタイル」を撮る撮影で

商業的な使い方に合ったものを撮り続けてました。

それでも当時自分の作ったヘアスタイルを撮影するのはものすごく楽しくて色々試しながら撮ってました。

そんな中、商業的というかヘアスタイルというか

全くそれとは違う写真を撮ってる美容師さんを見つけました。

新田将之さん





僕がそれまで美容師はこういう写真を撮るものだと思っていたものをひっくり返した方です。


写真をヘアスタイルメインの商業的なものでなく

美容師として美を表現するツールとして使っていることに衝撃を受けました。


あ、美容師もこういう風に写真を表現してもいいんだ!と思えた瞬間でもあるし、同時に


こういう写真を撮りたい!!


と思うキッカケになりました。


もっと表現を、美容師を楽しむために






それから試行錯誤しながら撮り方や編集方法を探したり考えたりして

たまに新田さんのインスタを見て「ちくしょー」って嫉妬したりしながらw

写真を撮り続けてきたわけです。

3月に新田さんがワークショップをやるとインスタライブで告知しているのを見て飛びつきましたw




最終的には写真集を1冊作るので、そのための勉強も兼ねて10月までお世話になります。


美容師の仕事はもちろんサロンワークなんですけど
そのサロンワークの幅を広げるための表現って技術の練習だけではできなくて

より感性に訴えかけていかないとできないと思うんですよね。

美容師のレベルも上がり、技術力やサービスだけでは差がつかなくなってきてる今
その人のセンスや人間性で差をつけていかないと美容師としても生き残れないと思います。

そのセンスを磨く、そして表現するために僕が選んだのが写真、ってことなんです。

こういうのってこだわり出すとキリがないんです。メイクやファッション、なんならシチュエーションや光の加減なんかも。

でも出来るならば全部やってみたいんですよ。そのモデルさんがどうやったら綺麗に見えるか。

そして元々持ってるイメージを壊せるか。

そういうところに僕ら美容師のセンスって関わってくるんじゃないかなぁと思ってて。


今もね、お店にカラーメーカーさんが作ってくれたヘアカタログを置いてるんですが

やっぱ自分で作る方が頑張れるし燃えるんですよね。

なので10月まで頑張ろうと思います。


あ、被写体は募集してますw たくさん撮れるとありがたいのでご連絡ください。

さて、まだまだいそがしくなるなぁ〜

この記事を書いた人

フリーランススタイリストとみぃ
美容師歴21年。
ヘアカラーを得意とし、ハイライトや3Dバレイヤージュなどを駆使したデザインカラーを提案。様々なヘアカラーニーズに対応できる技術を研究・提供している。

ファッション・メイクとマッチしたヘアスタイルの撮影や、美容メーカーのメディアへの寄稿、地域のビジュアル活動など、サロンワークのみならず多方面で精力的に活動している。
【主な活動・資格】
ビューティーエクスペリエンス「THROWジャーナル」ライター
ヘアケアマイスタープライマリー・ミドル取得