茨城県牛久市の美容室 atelier lit とみぃのブログ

髪の毛のツヤのなさは「根元染め」のせい?!

カラーをして綺麗な色に染めると、やはり気をつけなきゃいけないのが「色抜け」

色が抜けてきたらすごい明るくなっちゃった、とかパサパサしてきた、なんて感じることが多いと思います。

そしてカラーした髪って全体的に均一に色が抜けるわけではないので、色が入っていない部分はダメージにかかわらずツヤが消えて見えてしまいます。

  

前回撮影した莉乃ちゃん。 カシスレッドの色を深めに入れたので、写真みたいに髪型を崩してもツヤがありました。   

約一ヶ月ちょっと経ったんですが、すっかり色抜けしてしまって金髪に近い状態。   

表面の色と中の色の抜け具合が違うので、光が乱反射して全くツヤがありません。そして毛先がパサパサ。

これ、「毛先まで染め直すとダメージが・・・」とよく言われるんですが、 全体的に染めた方が髪の毛のコンディションが良い場合の方が多いです。

確かに毎回毎回「明るく明るく!」なんてしてるとダメージも懸念しますが、抜けた色味を補充する、みたいな感覚で染めれば、毛先の質感もツヤも綺麗になる事がほとんどです。   

今回もカシス系の色味ですが、カッパー(赤オレンジ)の色味を混ぜてすこしツヤ感をプラス。   

このカッパー、自分の元々の黒髪のメラニン色素に色が近いので、ツヤが出る上に持ちがいいんです

。 髪の毛の色ツヤを保つためには、根元染めだけでトリートメント、では保てません。 しっかり色の補填をして、なおかつトリートメントする。せっかく綺麗に染めた色なので長持ちさせたいもんですよね。

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この記事を書いた人

フリーランススタイリストとみぃ
美容師歴21年。
ヘアカラーを得意とし、ハイライトや3Dバレイヤージュなどを駆使したデザインカラーを提案。様々なヘアカラーニーズに対応できる技術を研究・提供している。

ファッション・メイクとマッチしたヘアスタイルの撮影や、美容メーカーのメディアへの寄稿、地域のビジュアル活動など、サロンワークのみならず多方面で精力的に活動している。
【主な活動・資格】
ビューティーエクスペリエンス「THROWジャーナル」ライター
ヘアケアマイスタープライマリー・ミドル取得