さてさて皆さん寒くなってきましたね。
この季節になるとヘアスタイルも変化してきて、夏は明るかった髪もすこーし落ち着かせたり、
パーマなんかをかけて洋服とのバランスをとったりしますよね。
そんななか、やむなく「黒くしなくてはいけない」っていう方々もいらっしゃいます。(これは季節関係ないか…)
でもガチで真っ黒く染めてしまうと、明るくなりづらかったり
変な赤みが残ってしまって思うように染まらなくなってしまいます。
成人式でヘアスタイルを着物と合わせるために黒くしようとご来店くださったお客様。
しばーらく染めてなかったのもあり、毛先に入れてた色も抜けてキンキンに明るくなってます。
これ、白髪染めの黒とかで染めちゃうと確かに黒くはなりますがあと腐れ感がすごい(笑)
なので今回はヘアカラーの暗い色味を使って黒髪にしようと思います。
ヘアカラーの暗い色は白髪染めの黒よりも若干染まりが薄いので、コントロール次第では明るくしたくなった時にやりやすくなります。
今回は黒めのニュートラルブラウンに少し明るめのアッシュの色味を入れて染めます。
この時に、カラー剤が根元の地毛に重ならないように気をつけて塗ります。
そうしないと、次に染めた時に黒染めが残ってしまい、シマシマになってしまいます。
根元の部分と馴染むように綺麗に黒くなりました!!
かなり毛先が明るかったのですが、アッシュの色味を使いながら暗くしてるので、色が抜けてきても嫌味な赤みが出づらいです。
黒染めはやらないことに越したことはないんですが…どうしてもやらないといけない時は、事前にどのくらいで明るく染め直したいかを美容師さんに伝えるといいかもしれませんね。
この記事を書いた人
フリーランススタイリストとみぃ
美容師歴21年。
ヘアカラーを得意とし、ハイライトや3Dバレイヤージュなどを駆使したデザインカラーを提案。様々なヘアカラーニーズに対応できる技術を研究・提供している。
ファッション・メイクとマッチしたヘアスタイルの撮影や、美容メーカーのメディアへの寄稿、地域のビジュアル活動など、サロンワークのみならず多方面で精力的に活動している。
【主な活動・資格】
ビューティーエクスペリエンス「THROWジャーナル」ライター
ヘアケアマイスタープライマリー・ミドル取得
ヘアカラーを得意とし、ハイライトや3Dバレイヤージュなどを駆使したデザインカラーを提案。様々なヘアカラーニーズに対応できる技術を研究・提供している。
ファッション・メイクとマッチしたヘアスタイルの撮影や、美容メーカーのメディアへの寄稿、地域のビジュアル活動など、サロンワークのみならず多方面で精力的に活動している。
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