グラデーションカラーってみなさん知ってますか??
ここのところカラーリングのテクニックでは定番になりつつある染め方なんですが、以外とどういうものか知らない方も多いみたいで、 最近お客様から質問があったり、ブログの検索ワードでも頻繁に検索されてます。
根元〜毛先に向かって明るく染める。
このカラーの特徴は「一色で染めない」という事。 根元から毛先まで同じ色で染めて均一なカラーをするのがごく一般的なカラーですが、 それを根元の色より毛先を明るくして、グラデーション状(段々明るくなるように)そめるのがグラデーションカラーなんです。利点は、動きがつきにくいロングヘアでも動きが出ることと、
何より根元が伸びてきても目立ちづらい。
基本的には逆はしません。(根元明るく毛先暗いっていうグラデーションカラー) 根元が明るくて毛先暗かったらなんかカラー失敗したみたいに見えるからです。
一度明るさを整えてから色を入れる
グラデーションカラーは一回のカラーで毛先と根元を塗り分けてやると綺麗に染まりません
なので、一度明るさだけを明るくする薬で毛先を明るくしてから、一度洗って色を入れると、境目が消えて綺麗なグラデーションカラーになります。
これちょうど中間あたりから明るくしたグラデーションですが、この上から色をのせることで中間の境目が消えます。
わたくしがいろいろな方をグラデーションで染めてみてわかったんですが、根元〜毛先までの明度差は5レベルが適当だと感じました。
日本人の黒髪っていうと3レベルくらいなので、根元が地毛(3レベル)であれば、毛先が8レベルになるように染めてあげると綺麗に染まると思います。根元が8レベルなら毛先が13レベル。
まとめると
- 毛先に向かって明るく染める。
- 一度明るさを調節してから色を入れた方が綺麗
- 根元〜毛先の明度差は5レベルぐらい綺麗
もしこれからグラデーションカラーをやりたい!!って思ってる方はご参考までに。