茨城県牛久市の美容室 atelier lit とみぃのブログ

【アシスタント=ヘタ】ってのがよくわからないなという話

どうも。茨城県牛久市でカラーを染めまくってるとみぃです。



いきなりですが、わたくしのお店はを「マンツーマンサロン」です。



いわゆる一人で全ての業務をこなす事です。




全ての工程を自分でやれるのでわたくし達的にはかなりこだわって仕事ができるのですが

一人一人全てをやるのでどうしても予約が取りにくいタイミングが出てきてしまいます。



アシスタントがいるお店であれば仕事をある程度任せていけば倍近くお客様に携われますが

お客様がそれを望まない方が結構いるんですよね。

アシスタント=ヘタという思考



お客様が何でアシスタントに入ってもらいたくないかって

「アシスタントにやってもらうのは不安だから」

だとよく聞きます。

美容師歴も浅いし若いからちゃんとしてもらえるか不安、ってことらしいです。











でも待ってください??

















歴が浅くて若いとヘタなんですかね??




わたくしはその考えがよくわかりません。わたくしはそんなことないと思ってるから。

たしかに見てから危ない奴も中にはいますけど… 見た目だけでは判断できない部分って美容師だとかなり多いんです。



スタイリストより上手い技術はある



アシスタントって普通の人たちから見たら弟子とか、お手伝いとか、見習いとか

とにかく「まだ未熟な修行中の身」みたいに思われるんですが

わたくし達からしたられっきとした美容師であって

中には「多分スタイリストより上手い」と言われる技術ってあると思ってるんですよね。




だって






1日10人シャンプーしてるアシスタントと、一カ月に一回やるかやらないかしかシャンプーしないスタイリスト。

どっちが上手いですかね??

もちろんスタイリストもアシスタント時代に同じくらいやってきてるから今スタイリストなんですけど、技術って使わないでいると錆びるんですよ。

できなくはならないんです。"錆びる"んです。

だからいきなり久しぶりにやるとうまくできなかったりするわけです。

でもアシスタントは業務的に毎日シャンプーする。

いきなりシャンプーしてと言われてもバッチリできますよね。

そうなんですよ。アシスタントはアシストしてくれるスタッフなんです。

「多分俺がやるよりも彼の方が上手い」とか「彼女に任せとけば俺がやるよりも良い」とか

そういう技術はアシスタントがやった方が逆に「安心」なんです。


常にスペシャリストがお客様についてるのが理想



やはり訓練で培われた技術に勝るものはないです。

なのでまだ若いなりにもがむしゃらに練習して勉強してるアシスタントの方が、上手い仕事って絶対にあるんです。

シャンプーのスペシャリスト、カラーのスペシャリスト…

一番うまくできる人がお客様についた方が良くないですかね??

わたくしはどっちかというと「止まってしまってるスタイリスト」の方がこわいんですよね。

そういう方はスタイリストになって年数が経てば経つほど練習はせず、さらには勉強もせず

最終的には情報すら入れなくなる。

これの方がこわいですよね。どうされるかわからないw





技術も知識も人柄すら、常に磨かなくてはいけないのが美容師の仕事であり

ヘタな美容師はヘタなりの理由があります。

それはアシスタントもスタイリスト一緒なのです。

けして年数や若さではないです。

なのでアシスタントのスタッフがついたら優しく見守っていただけるとありがたいですね。

ま、うちはアシスタントいませんけどwww

この記事を書いた人

フリーランススタイリストとみぃ
美容師歴21年。
ヘアカラーを得意とし、ハイライトや3Dバレイヤージュなどを駆使したデザインカラーを提案。様々なヘアカラーニーズに対応できる技術を研究・提供している。

ファッション・メイクとマッチしたヘアスタイルの撮影や、美容メーカーのメディアへの寄稿、地域のビジュアル活動など、サロンワークのみならず多方面で精力的に活動している。
【主な活動・資格】
ビューティーエクスペリエンス「THROWジャーナル」ライター
ヘアケアマイスタープライマリー・ミドル取得