うーん。
昨日は少し時間に余裕があったのでウィッグを使った練習を。
なんの練習かというとこれ。
そう。バレイヤージュです。
バレイヤージュとは、ほうきで掃くとういう意味のフランス語です。髪の表面に、掃き後をつけるような、ナチュラルなハイライトをハケで入れていく手法です。
伸びかけの生え際の色も、グラデーション効果で目立たちにくく、ハイライトが髪全体に部分的に入ることによって、顔色を良く見せる効果もあります。
また毛束感を強調することによって、外国人の髪のような雰囲気を出せることから人気のカラーリングとなっています。
https://www.beauty-park.jp/pages/article/hair/color/balayage.html
まぁデザインカラーの一種なんですが、わたくしが今激推ししてるカラー技法です。
ここにも書きましたが、何も色味だけがカラーの醍醐味ではなくなりつつあり
デザインを施したヘアカラーは色と同時にデザインも楽しめるので抜けても綺麗なのです。
が!!
なにせ時間がかかる。
わたくしはヘアスタイルを作るのはそれこそ寝食忘れるくらい好きですし、こういう技術的なものはまっっったく辛くなく楽しいのですが
やられる側はたまったもんじゃない。
通常、ブリーチでデザインを作って一回洗髪、その後にヘアカラーをかぶせて色味をつけていく方法になるので、2プロセスになるんですが
ヘアスタイルや長さによって入れ方も変わるので、それこそ時間かかってしまってお客様の負担が増えてしまうんですよね。
よほど構築的にスピーディに仕事をしないといけない。 ということで練習。
リハーサルクリームという、カラー剤と同じ粘度になるトリートメントで時間を計りながら
ある程度セクション分けを明確に決めてからやってみたり、ハケの角度を変えて一回に乗る薬の量を試したり
とにかくクオリティは下げずにスピードを上げる練習をしました。
実際にセクション分けしてカラーしている場所と、普段髪の毛が落ちる位置は違うので
仕上がったら分け目から下ろしてみたり、反対から分けてみたりして色の見え方を検証。
一人で全ての施術をするにあたって、お一人にかかる時間を短くすることは、わたくし自身にもお客様にも多大なメリットがあるのです。
お客様は早く終われた分綺麗になった髪で自分の時間を楽しめる。
わたくしはそういうお客様を時間が早まることでたくさん担当できる。
できないことがあるのなら練習すればいい。
これはいくつになっても、どんなに技術力があっても変わらないことであり
練習・勉強は一生していかなくてはいけないものだと思ってます。
だってそれをわたくしがする事でみんなを幸せにできるから。
自分も含めて。
今年は勉強すること盛りだくさん。
この子にもお世話になります。