
うちの愛犬、ジャムが亡くなりました。
僕が25、6のときにうちに来て、その時はすでに3歳くらい。
14、5歳の年齢でした。
前の飼い主から貰い受ける形でうちに来たジャム。躾もちゃんとなされてて粗相もしないしイタズラもしないとっても利口な犬でした。
嫁さんが特に可愛がっていて、付き合って同棲している時から溺愛してましたが
一度破局することになって、ジャムと一緒に半年くらい傷心で過ごしたのもいい思い出です。
結局寄りを戻して結婚したわけですが
もしかしてジャムがいなかったら、結婚もできなかったし息子も生まれていなかったかもしれません。

息子は生まれた時から一緒に過ごしてきて
小さい時は加減ができないのでバシバシ叩いたりしてましたが
生き物に対する抵抗がなくなったのはジャムが息子を守ってくれていたから。
叩かれても引っ張られても噛み付いたり吠えたりしないでくれたからだと思います。

息子も「死」というものがどういうことなのか、ジャムがなくなることで実感したのかもしれません。
最後に自分の死をもって命の大切さを息子に教えてくれたジャム。
年齢も年齢だったので、覚悟はしていましたが…正直悲しくて仕方ありません。
最後はみんなで看取りました。 ありがとうと声をかけながらみんなで撫でてやりました。
きっと僕自身もこうやっていつかは最後を迎えることになる。
家族や友人、関わってくれているたくさんの人たちに感謝すること。
「ありがとう」と言ってもらえるような生き方ができるように。
していきたいと思います。