今日は皆様にご報告が。

兼ねてより自分の1つの目標でもあった「写真集を作る」という目標。
達成いたしました。
タイトルは「spiegel」 鏡という意味です。
鏡に映ったあの人は、自分は、どういう風に見えるのか。
どういう風に映っているのか。
そんなことを写真におさめてみました。
全て鏡越しに撮っていて、鏡に映った表情や雰囲気を大事にしながら撮りました。
モデルはしゅおんちゃん

実は僕、彼女が19歳の時から撮らせてもらってて
いろんな撮影やフォトコンに付き合ってもらっているモデルさんです。
定期的に撮らせてもらってはいるものの、毎回ものすごく綺麗になって、その中にどこか「毒」のある表情をするしゅおんちゃん。
「初めて写真集を作るなら彼女を撮りたい」とずっと思ってました。
色んな事も相談して、当日長丁場だけど協力してくれたしゅおんちゃんに感謝です。
耳をすませばの雫の気持ちになった
スタジオジブリの「耳をすませば」という映画見たことありますか?

中3の受験生真っ只中。ものすごく迷って、困って
試行錯誤して、やっとの思いで書き上げた小説は
とても自分が納得のいく出来ではなかった。
聖司のおじいさんは良く書けていたと言ってくれたが、そんなのはウソだ!全然書けなかったと泣いていました。
僕も初めて写真集を作ってみて、まったくもって自分の理想としている出来には届かなかった。
ただ僕は、その「理想には届かなかった写真集」を作った事によって得られた事が沢山あった。
こうした方が良かったかも。こういう写真も載せれたかも。
そして何より「次は絶対良いものを作る」という意志。
このところ、自分が撮りたい写真、伝えたいもの、そういう事にものすごく迷いを感じてました。
家やお店にある沢山の著名な写真作家の写真を片っ端から眺めたり、
とりあえず撮る!と思って見切りで撮り始めたり
でもどうしても「これじゃない」感が拭えず、ついにはちょっと撮影をやめてました。
そんな時にたまたま参加する事ができた新田将之氏のワークショップ。
多分これに参加してなかったら写真集も作らなかったし、なんなら写真辞めてたかも知れません。
そう思うと、この写真集は僕にとってものすごく価値のあるものになりました。
本当にまだまだ未熟で勉強不足なヤツの作った写真集ですが、僕がどういう風に撮りたいかとかそういうものはこの写真集におさめられてるとは思います。
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てか買ってくださいw
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