茨城県牛久市の美容室 atelier lit とみぃのブログ

消えゆく仕事には消えるだけの理由があるのではないか。

  
今日は休日です。

  
嫁さんと2人でランチに来ていますが・・・。

  
嫁さんは何やら勉強中。

今はコンビニでバイトをしているのですが、コンビニで「試験」があるのだそう。

ちょろっとどんな内容か覗いてみると、店内で作る惣菜の揚げる時間が何分とかの暗記モノだったり、

実技もあるそうで、要は店長が「あれやって」って言ったらそれを迅速に出来るかどうからしいです。

まぁ筆記のテストは基準があることで能力関わらず一定の仕事をするには必要なのかなぁとは思いますが

実技の内容は???と思ってしまいます。

ちょっと前に話題になりましたが


「コンビニの店員」とか真っ先になくなるだろう職種に上がるんじゃないかと思います。

店長が言うことを迅速に出来ればいいバイトっていうのも分からなくはないですが、

言うことを聞くけど「言うことしか聞かない」ってものすごく怖いなぁとわたくしは思ってしまいます。

美容室と違って、「サービスの差」っていうのをつけるのがものすごく難しいコンビニで、お客様を呼び込める可能性があるとしたらやっぱり「人」なんですよね。

マニュアルを教え込むことも一定の仕事をするのには大事ですけど、それと同じくらい「だれにどういうサービスを提供すると喜ばれるのか?」っていうマインドを教えるほうが大事だと思います。

  
わたくしたち美容師も、単なる「マニュアル接客」では生き残れなくなっているこの時代。

10年後に消えゆく職種に挙げられないように精進しなくてはいけないし、「美容師の仕事は機械にはマネできない」という風にお客様に思われる仕事を心掛けたいですね。

この記事を書いた人

フリーランススタイリストとみぃ
美容師歴21年。
ヘアカラーを得意とし、ハイライトや3Dバレイヤージュなどを駆使したデザインカラーを提案。様々なヘアカラーニーズに対応できる技術を研究・提供している。

ファッション・メイクとマッチしたヘアスタイルの撮影や、美容メーカーのメディアへの寄稿、地域のビジュアル活動など、サロンワークのみならず多方面で精力的に活動している。
【主な活動・資格】
ビューティーエクスペリエンス「THROWジャーナル」ライター
ヘアケアマイスタープライマリー・ミドル取得