茨城県牛久市の美容室 atelier lit とみぃのブログ

自分の中の「正解」を疑ってかかること。

わたくしは15年同じ会社で仕事をしてきて、たくさんの先輩や後輩を見て学んできました。

それこそたくさん怒られたりもしましたし、美容師でないと経験出来ないような事もたくさんさせてもらいました。

ここに来て3年近く1人で仕事してると、その時に経験してきたものが仕事に反映されるので

まかりなりにもお客様に支持していただけてる事や、色々な活動が出来ているという事は

わたくしに関わってくださった人たちから得たものが確かなものであったという事がわかります。

それに感謝しつつ、日々仕事に邁進してます。

さらに上に行くために。


しかし、さらに上を目指すためにはその「たくさんの経験」を疑ってかかり、自分の環境や時代の潮流に合わせていかなくてはいけないと思うんです。

なぜかって??

自分の仕事をしてる環境がだんだん変わってきてるのに、仕事のスタンスや理念が全く変わらない、もしくは「今が良いから」といって固執してたら

いろんな事がズレていき、きっとうまくいかなくなるでしょう。



美容師だけでなく、色々な業界やカテゴリーがそれこそものすごいスピードで変化していっているのに自分は変わらないでいい、とは全く思えません。

もし、そう思う瞬間がきたならばそれこそ「引退」です。引き際だと思ってます。

「これはなぜこうなのか?」と疑ってかかる。


今まではこうやって教わってきて、こうしてきたが

本当にそれは正解なんだろうか?
そしてその根拠は納得のいくものなのか??

そうやって疑ってかかり、より良いものがあるならすぐさま変える。

意外と「根拠があってそのやり方が絶対」と言えるものって少ないんです。
みんなそうしてきたからそれに乗っかってる っていうのがほとんどなんです。

だから一度精査してみるんです。

わたくし個人だけで考えても

アシスタント⇨スタイリスト⇨副店長⇨店長⇨フリーランス⇨経営者

と環境が変わってきてるのに、仕事の仕方がずっと一緒だったら間違いなく失敗します。

自分がやっている事を精査し、考え方や取り組みを変え、失敗したら検証し、修正できないといけないんです。
お客様のお金を払う判断基準が「安い」から「価値のあるもの」に変わってきてる時代。

その「価値」をどこで見出してもらうかは結局自分次第なんです。

わたくし自身、今のままのスタンスではまだまだですが、

「今がベスト」とタカをくくらないように日々精進しないといけないですね。

この記事を書いた人

フリーランススタイリストとみぃ
美容師歴21年。
ヘアカラーを得意とし、ハイライトや3Dバレイヤージュなどを駆使したデザインカラーを提案。様々なヘアカラーニーズに対応できる技術を研究・提供している。

ファッション・メイクとマッチしたヘアスタイルの撮影や、美容メーカーのメディアへの寄稿、地域のビジュアル活動など、サロンワークのみならず多方面で精力的に活動している。
【主な活動・資格】
ビューティーエクスペリエンス「THROWジャーナル」ライター
ヘアケアマイスタープライマリー・ミドル取得