うちのお店のスタジオの中の整備と機材の調整をしようと思い
先日横浜の撮影でもご一緒したブルーパフェのコータさんと機材の使い方なんかを教えながらやろうとしてたんです
が!
まさかのオーナーがスタジオのカギを持って帰ってしまうというトラブル。
シャッターを開けて入ろうと試みるも塗装したときに鍵穴が開かなくなり泣く泣く断念…
コータさんせっかく来ていただいたのに申し訳ありません…( ; ; )
来週また調整してやることに。
そうなると予定がガラ空きになってしまい、僕としてはこの時間がひじょーにムダなわけです。
むうぅ…どうしたものか…
考えた挙句
そういえば試してみたい検証があったなぁと思い出し、なんなら人間で試したい!!ということで
友人に急遽来てもらい検証!!
今回使うのはこれ。
アプリエミドル BA9
ブルーアッシュの9レベルですね。
アプリエは透明感のあるヘアカラーが1度のカラーでできるのがウリですが
一度メラニンをしっかり分解してから濃い色味を入れていくため他のヘアカラーに比べダメージが気になるところ。
アプリエには専用のシステムトリートメントがあるのですが、これも所詮は事後処理。
ヘアカラー中のダメージを抑えながらなおかつ透明感のあるカラーをするにはどうしたらいいだろうかと考えたところ、考えついたところがここ。
ボンド系の添加剤を入れて染める
最近多くのメーカーから出ている「ボンド系添加剤」
主にブリーチのダメージを軽減するために入れるもので、劇的にブリーチのダメージを抑えられる優れものです。
僕もブリーチ使うときは入れないと出来ないと思ってしまうほどの効果。
そのボンド系添加剤。最近はパーマや縮毛矯正に入れても効果を発揮するものが出てまして
それをアプリエに添加したらダメージを劇的に抑えられるんではないかと考えたのです。
ビフォア
夏に染めたっきりになってる状態。毛先はブリーチ履歴あり。
根元〜中間の色と、毛先の色をブルーアッシュでグラデーションで染めていきます。
【レシピ】
アプリエミドル BA9+DPVI 1:10% 2%
そこに
ミルボンから出てるボンド系添加剤「マイフォース アシッドディフェンド」を配合。
一気に塗ります。
20分ほど放置。
アフター
うーん。マンダム。
黄色味は見事に消え、濃厚なブルーアッシュで透明感あるアッシュに。
なによりも変わったのは手触り。
アシッドディフェンドを添加したので、毛髪内の強度が増して手触りが劇的に向上しました。
見た目でも一目瞭然。
今回使ったのはアシッドディフェンドでしたが、いろんなメーカーさんからこういうボンド系の添加剤が出ていて
個人的には用途によって使い分けるのがいいかと思います。
ブリーチに特化したものや、ヘアカラーやストレート、パーマに使えるもの、それそのものがトリートメントになるものなど様々。
僕自身も色々と試している途中ですが、その施術に一番適したものをお客様に提供できるようにしようと思っています。
乞うご期待。
さて12月も後半戦。まだ予約はお取りできますので歳末邪気払いはとみぃに是非お任せを。